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伸縮計施工風景

地盤伸縮計 | 継ぎ目計 | 地下水位計 | 地盤傾斜計

クラックゲージ | 雨量計 | 土石流警報装置 | 防雪小屋 | 地中埋設

Extensometer

地盤伸縮計設置

地盤伸縮計設置例

変動する地表面や岩盤に固定点・移動点の2点を設け、熱膨張係数が極めて低い合金線(インバー線)で結び、直接的な時系変位量を測定します。

地表面の微妙な挙動を計測するには、計器の基本構造を理解し、現地の状況に合わせた施工方法で堅固に設置しなければなりません。また、小動物や風・雪等による異常変動を防ぐために、インバー線が外部からのノイズの影響を受けないよう保護する必要があります。

当社では、さまざまな設置事例を検証し、保護パイプに加わる力を全体に分散させることで計測誤差を最小に留め、均整のとれた仕上がりになるよう設置しています。

耐雪型地盤伸縮計仕様図見本 耐雪型地盤伸縮計設置例

耐雪仕様の設置事例です。計器の設計から設置まで、専任の技術者が責任をもってお客様のご要望にお応えいたします。


地盤伸縮計設置例

均整のとれた仕上がりが、正確な数値を測定します。

Extensometer

継ぎ目計設置

継ぎ目計

継ぎ目計は、コンクリート擁壁などで見られる、目地のズレ量を測定します。

最小計測能力0.1mmの高性能な伸縮計を使用しています。

当社では、測定対象物に合わせた計測機器の設置を提案して、お客様の調査品目の広がりを応援します。

Water Level Meter

地下水位計設置

水位センサー

地下水位は、地盤を調査するにあたり、とても重要な情報です。

当社では、長期の観測に耐え、安定してデータを収集できるよう、小動物や害虫の侵入を防ぐ施工技術を開発し続けます。

地下水位集録装置

計器の収納も、機能を重視しコンパクトに美しく取付けます。

Ground Inclinometer

地盤傾斜計設置

地盤傾斜計基礎

地盤傾斜計は、地すべり調査には欠かせない計器の一つです。時間の経過につれて地山が傾斜していく地すべり地では、傾斜の方向と大きさを把握することが、解析上非常に重要となります。

融雪期や豪雨時には、地下水位が上昇し間隙水圧が高まるので、地すべり土塊の移動が顕著になります。

通常、地盤傾斜計の観測は一年を通じて行い、観測期間は数年から場合によっては十年以上の長い年月を要する場合もあります。

観測の目的や期間によって若干仕様は異なりますが、地盤傾斜計の設置には、長期間の観測に耐えられる強靭な基礎の施工が必要です。

当社では、一般土木事業で蓄積した施工技術を生かして、強靭な基礎部を設計し施工過程を標準化することで、高精度なデータをお客様へご提供しています。


地盤傾斜計基礎

当社の製品である計器格納箱に傾斜計のセンサーと集録装置を設置した事例です。

Crack Gauge

クラックゲージ設置

クラックゲージは、建築構造物や地盤の亀裂、岩塊や土塊の挙動を確認するための計器です。

定期的にゲージのバー二ア(目盛り)を直読し、亀裂の変化量を調べます。バーニアの最小読値は0.5mmです。

当社では、数十箇所の設置実績があり、お客様へクラックゲージの性能を100%お届けしています。

クラックゲージ設置例

構造物に生じた亀裂の変位量を観測するために設置した事例です。設置の良し悪しが観測精度に大きく影響します。

Rain Gauge

雨量計設置

当社で設置する雨量計のデータは主に、豪雨による災害が予測される場所で作業を行う際の安全管理に利用されます。

工事現場で雨量計を設置する時は、計器の構造をよく理解した上で、設置場所や設置方法を検討する必要があります。

当社では、雨量を正確に把握するために、過去の設置で判明した問題点を踏まえて、お客様の使用目的に合わせた最良の設置方法をご提案させて頂きます。

雨量計

冬季の工事現場に設置した事例です。氷点下になると内部にあるヒーターが作動して雪を解かし、雪の量も雨量として測ることができます。また、機械が凍結から守られ正確なデータを記録し続けます。


雨量計設置図見本

当社で使用している雨量計は、内部にある計量ますが雨水の重量で転倒することで雨量を測る「転倒ます型」ですので、強い振動は誤作動の原因となります。そのため、常時は手の触れられない場所に設置する必要があります。

当社では、お客様の設置条件に合わせて専用の取付け金具を自社で設計・作成し、強風にも耐えるよう堅固に設置しています。レンタル物件の建物に設置する場合でも、建物に傷を付けることはございませんのでご安心ください。

Debris Flow Warning System

土石流警報装置設置

土石流警報装置は、「土石流による労働災害防止のためのガイドライン」に基き、河川工事に従事する作業者を土石流災害から守ることを目的に設置されています。

作業場所の上流に土石流検知装置を設置し、作業場所にサイレン等の警報装置を設置します。上流の検知装置から発せられた警報信号を、確実に下流の作業場所に伝えて警報を発令するためには、電線を敷設した有線方式が多く利用されます。

土石流は最大で20m/sの速度で進行すると言われています。作業者が確実に避難場所に退避するためには、退避に要する時間を事前に把握しておく必要があります。退避所要時間を60秒とするならば、作業場所から上流側へ向かって1200m以上離れた位置に土石流検知装置を設置することになります。

当社は、お客様が保有している土石流警報装置の設置代行サービスや、計器の点検業務もお引き受けいたします。

土石流警報装置設置例

お客様の保有計器を設置した事例です。土石流検知装置を作業現場上流の砂防堰堤に設置し、警報装置は作業現場内に設 置しました。

Snow Shed

防雪小屋(雪囲い)設置

豪雪地域に積極的に赴き、オールシーズンで、より正確なデータを収集できるよう、防雪対策を追求してきました。

防雪小屋

積雪により倒壊した多くの防雪小屋(雪囲い)を徹底的に分析し、部材や構造、組立て方を標準化することで、高価な計測機器を雪から守ります。

防雪小屋仕様図見本

低価格で高性能、お客様が求める設計プランを具現化します。

耐雪強度は使用部材の数量と価格に比例しますので、プランによっては高価なものになります。また全ての気象条件で倒壊や破損が無いことを保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。



ステンレス製防雪小屋

長期観測に適した防雪小屋です。ステンレス材を多用し、錆に強く強靭でメンテナンスフリーの構造に仕上げました。

短期間の観測では、材料費との兼ね合いでオーバースペックになりますのでご注意下さい。

積雪量が約2〜3mある地域に設置した事例です。山中の平坦地や傾斜地に設置が可能です。人肩運搬が可能ですので、設置場所は選びません。

Underground Work

地中埋設(防雪・景観対策)

地中埋設計器例

通常の防雪小屋(雪囲い)で耐えきれない程の豪雪地域に接地する場合や、計器が地上に設置されていると景観に問題が発生する、また通行の邪魔になるような場合には、破損が少なく保守管理が比較的容易な地中埋設工法をご提案しています。

地中埋設型は、保護マス内部と外部に温度差が生じやすく、結露して滴り落ちてくる雫や湿気から、計器を保護する対策を行う必要があります。

当社は、限られたスペースの中へ適切に計器を収納し、観測時や点検時も作業が容易に行えるよう、設計や施工に十分配慮して、お客様へご提供しています。